3月は、ルネ・マグリットの「大家族」の模写をしました。
3月卒業シーズンということもあり、小学校を卒業される生徒さんにとっては、
集大成となる作品で、とても満足度の高いプログラムになったと思います。
また、この作品を所蔵されている『宇都宮美術館』に許可をいただいていたので、
生徒たちの完成作品も学芸員の方に見ていただきましたのでご紹介したいと思います。
〜宇都宮美術館の学芸員の方からいただいたコメント〜
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すごく上手で驚きました!
この作品の魅力は、鳥の形だけ青空で他は曇りという不可思議な場面を、正確な描画で捉えていることだと思います。
みなさんの絵も、空の明るさ、雲の形、波しぶき等を非常に細かく描いていて、本当に感心しました。
ところで、鳥や空、波というモチーフに直接は関係ない《大家族》というタイトルも、「なんで大家族?」と、
その意味を見る人に想像させるマグリットの技だと思います。
このような、起こりえない場面、正確な描写、タイトルの付け方といったマグリットの方法を、自分なりの方法で使ってみると、
みなさんの表現の幅が広がると思います。
いつか、ぜひ実物を見に宇都宮美術館に来てください。
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とのお言葉頂きました!
もう「宇都宮美術館に行く!」と言っている生徒たちもいます、嬉しいですね🎵
宇都宮美術館